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9月, 2023の投稿を表示しています

【千と千尋の神隠し】もう結論でいいでしょ? ジブリ鈴木敏夫氏「千と千尋は九份が舞台じゃない」と公式に発言。

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ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台は、台湾九份がモデルである。 …この嘘が、まことしやかに言われるようになってどれくらい経つのだろう。 ジブリは何度となくそれを否定してきた。 旅行会社は「千と千尋の舞台と噂される…むにゃむにゃ」と誤魔化す。 九份ではオカリナが流れ、カオナシのお面が売れる。  10/6、台湾でも上映される宮崎駿監督作品最新作『君たちはどう生きるか』。  その上映に合わせて東京で行われた台湾メディアの取材に対し、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏は 「九份舞台説は知っているが、それは事実ではない。宮崎駿監督と私(鈴木氏)は九份に行っていない。」 と回答した。  …ですってよ。  もう最終結論にしちゃいましょうよ。  九份はジブリのテーマパーク「ではない」街。  台湾の風光明媚な、海を見下ろす不思議な街として楽しみましょうよ。 参考: 訪問/「對台灣朋友很抱歉⋯」 鈴木敏夫官宣:神隱少女不是九份  (ETtoday星光雲)

【東京9/27-10/1】【黃妍】 『黃妍4891』東京展覧会 ※ロケ地巡り、ミニコンサートあり

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《黃妍4891》東京站展覽会 日程:2023年9月27日~10月1日 時間:13:00~19:00 (平日) / 11:00~19:00 (週末) 地點: The Bee's Knees (〒135-0024  東京都江東区清澄3-9-18) 🌙 《哀傷的作者》、《反烏托邦三部曲》MVのロケ地巡りミニツアー 9/29 集合・開始時間:日本時間5時  (予定時間:2時間、徒歩) 🌙 ミニコンサート 9/30 開始時間:午後3時

【高松】aDAN薛詒丹と、高松港の潮風。

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【2023年8月10日 高松港】  私事だが、香川県は、私・学長小西のルーツである。  フェリーの甲板で潮風に吹かれ、かけうどんを食べるのが、自らのルーツを確認する手段であるほどには、両親のルーツを大事にしているつもりである。何かにつけて西日本、特に四国をひいきするのにはこうした理由があるからだとお許しいただければと思う。  そんな香川県高松市で、「MUSIC BLUE(街角に音楽を)」という音楽を中心とした町おこし企画があり、その一環として開催されている「真夏の夜の夢」という行事が開催されている。  高松港はかつて四国の玄関口として宇高連絡船の発着口であり、瀬戸大橋開通までは港町の賑わいをとどめていたが、今は瀬戸内海の小島への路線が細々と残されているのみの寂しい風景になってしまっている。(県立体育館の設置や、JR高松港の増改築が進められているので、再開発が進んでいるが、港町としての機能も大事にしてほしいところである。)  そのイベントに、台湾の女性ジャズシンガー・aDAN薛詒丹が呼ばれたという。  行かねば。  もちろん行程にはジャンボフェリーでのうどん付きで。  彼女を今回演奏で支えるのは、ギタリストの西藤ヒロノブ、ベーシストの須川崇志、そしでドラマーは地元出身の藤井伸昭の三人である。(動画でも御三方の姿が確認できる。)   2019年にも高松のアカペラフェスに参加したaDAN。  今回が3度目の高松だとのこと。  台湾にまつわる曲、彼女の持ち歌が歌われる。  その中でもひときわ、その場を絵画のように彩ったのが、西藤ヒロノブの代表曲の1つである 「Fragile」を、今回のためにカバーしたものである。  晴れた夏空。  美しい瀬戸内の海。  大型船が停泊できる埠頭に集まる聴衆。  心地いい。  また何度でも高松に来てほしい。  …と、その前に、彼女は9/16の「TAIWAN PLUS」(東京上野)にも登場する。  今度は、残暑厳しい上野の空に、どんな音を響かせるのだろう。

【楊德昌回顧展】僕は、あの暗室の中にいたんだ。

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【2023年9月3日 台北市立美術館】  先述のように、台風の上陸に怯えながら陳明珠のクラウドファンディングイベントの開催の可否を待つ合間をみながら、台北市立美術館へ。  その日は「客家」をテーマに行動しようと思っていたので、楊德昌(エドワード・ヤン)監督の回顧展へ行こうと決めていた。どうしても音楽を中心に書くことが多いが、僕は元・映画少年だったので、気になっていた映画監督の世界観を読み取る企画は、どうしても手を止めてしまう。台湾映画の巨匠である楊徳昌と侯孝賢はともに客家人というのも、何かのヒントになるような気がしていた。   そんな期待を胸に、 台北市立美術館の『一一重構:楊德昌 A One and A Two: Edward Yang Retrospective』 へ足を進める。  僕の思考回路に深い傷をつけ、未だに癒えない楊德昌監督作品がある。  『恐怖分子』だ。  その重要な場面で登場するのが、暗室内での写真だ。  風に揺れる何枚もの印画紙を前に、泣いていた。   僕は、あの暗室の中にいたんだ。  映画のことを一から十まで話すと、また「我が胸中の浜村淳」が動き出すので、印象に残ったこの場所のみに留めておこう。多くの人にとっての楊德昌監督作品は他にあるだろうし、その楽しみを奪う気はない。  30NTD(150円)を握りしめて、台北に飛べば、その場所に行ける。 参考: 巨匠、エドワード・ヤン監督を振り返る夏。1万件の資料から読み解く大回顧展が台湾で開催 (BRUTUS)

【陳明珠】「聡明なHakka Girlが好きなのね!!」

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【2023年9月3日 北流卡夫卡】  台風が近づいていた。  台風は4年ぶりに台湾に上陸し、台湾東部・南部に上陸した。  僕はこの時、 「客家妹」陳明珠のクラウドファンディングイベント に参加する予定で台湾に来ていた。実は日程変更で1週間ずれこみ、その変更した日程が運悪く台風上陸という事態だった。先方の関係者からは、この運の悪い異国のファンを気遣う連絡が何度も何度も入っていたが、僕が考えていたことは1つだけ…「”正常上班上課”なら開催決行だ。待つのみ。」だった。  陳明珠もその気持ちだったのだろう。SNSに「媽祖でもキリストでもいいから、台風をどうにかしてください。」と書き込んでいた。(後で知ったが、彼女の親兄弟親戚一同もバスをチャーターして台北に向かっていたし、なおさら中止はできないだろう。)  そして。  台風は(媽祖やキリストのおかげなのか)台北を避けるように移動。  風強く小雨はあるものの、”正常上班上課”だった。  彼女曰く「愛の力」のようである。  会場は「北流卡夫卡」。  公館から北流に移転した後、ライブがある状態で入店したのは初めてだ。  当初からライブハウス仕様で設計されているので、PA等はやりやすくなっている。200席超の座席は、予定時間には既に満席になっていた。  陳明珠はクラウドファンディング制作されたアルバム曲を前半に、後半にはカバー曲を含めた客家語、中国語、台湾語の3言語を用いながら歌っていく。神秘貴賓には旺福のMami姐。旺福の「姊妹仔」を二人でカバーしていく。仲睦まじく、本当の姉妹のように思えるのは、互いの信頼関係の強さゆえだろう。  「聡明なHakka Girlが好きなのね!!」  さて、標題のこのセリフ。   実は陳明珠ではなく、ゲストの旺福Mami姐の発言だった。  陳明珠はMCの話題の1つに、台風にもかかわらず、日本(大阪)から駆けつけてくれてるファンがいると、こちらに名指しで話題を振ってきた。もちろん打ち合わせナシ。(あっちゃー)と思いながら手を挙げ、少しだけ会話。間に入ってくれたのが、日本語学習経験があるMami姐だったわけである。 明珠:なんで私のことを知ったんですか? 小西:客家文化が好きなのと、金曲奨のレッドカーペットのM

【東京10/3】2023 李宗盛「有歌之年」巡廻演唱會

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  Jonathan Lee/ジョナサン・リー Those Songs Through The Years ワールドツアー 2023 李宗盛[有歌之年]巡廻演唱會 李宗盛 at TOKYO BUDOKAN 日時:2023年10月3日(火) 開場18:00/開演19:00 会場:日本武道館(東京) 詳細: https://www.livenation.co.jp/jonathanlee23