【東日本大震災】10年前、そして今。C-popから伝わる日台友好の思いとは。

 今日一日、「東日本大震災から10年…」というフレーズを何度聞かされたでしょう。仕方ないとはいえ、決していい記憶ではないだけに、耳を塞ぎたいこともあった一日でした。ただ、10年前のことを本当に明瞭に思い出したのは、このTweet。

 台湾を中心に芸能活動をしていた佐藤麻衣さんの、一言だけのツイート。

 10年前の彼女は、震災直後に台湾で華視「相信希望Fight & Smile」などの震災チャリティ番組に出演し、集まる台湾の人々からの義捐金に対して、日本からの感謝を伝える代理人としての立場を必死にこなしているように見えました。(華視の公式動画にその様子が残っていました。義捐金の電話受付に従事する飛輪海メンバーや、番組内インタビューを受けるビビアン・スーの姿も見受けられます。)

 そして、同時進行で制作されていたチャリティソング「Believe 相信愛」が収録され、日本に住むChinese popsファンの心を勇気づけました。

 顔触れが豪華なのはもちろんなのですが、その当時の時代背景を物語る組み合わせや、今も活躍する歌手の若かりし姿…この曲の軸となったF.I.R.は旧編成だし(当たり前)江蕙、徐佳瑩、おお、A-Linも蔡健雅もいる。林育群は見てすぐ分かる。佐藤麻衣&千田愛紗の日本人はもちろんすぐ分かるんですが、田中千繪と范逸臣は映画『海角七号』関連??ゴテゴテしてない蕭敬騰がシャウトしてる!!

 誰が参加しているのかは、エンドロールで確認してみてください。李千那(まだ李千娜の頃ですね)もいるのです。「超級偶像」時代の朱俐靜、艾怡良も。


 そして、震災後も、台湾からの視線は東北を見失うことはありませんでした。
 その中でも、最も美しい視線は、宮城県を舞台にした陳綺貞の「殘缺的彩虹」のMVではないでしょうか。自然の美しさはもちろん、 仙台市にある「Cafe & Antique TiTi」のようなカフェの落ち着いた雰囲気だとか。
 (可哀想とかの同情ではなく)東北に元々ある価値を見出し、音楽と映像とを組み合わせた秀逸なミュージックビデオは、東北の各自治体の観光プロモーションとの連携もあって、その他の歌手のMVとして複数制作されています。


 そして今日、2021年3月11日午後2時46分。
 10年後のその日、その時間に、滅火器が新曲「希望の明日」のMVを公開。
 東北でのライブ活動も行ってきた滅火器だからこそ、こうした信頼感でつながった曲が歌えるんでしょうね。公益財団法人日本台湾交流協会も、こうした点を評価しての全面バックアップなのでしょう。(日本には珍しく?)官民連携ができてます。


 振り返れば、あれもこれも、様々な人が様々に積み重ねてきた、震災を乗り越えようとする行動の蓄積なんだなぁと…その中にはChinese popsがあり、僕等の傍にいてくれた10年だったんだなぁと。

 そして、明日へと繋がっていくのでしょう。

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