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【宇宙人小玉】『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』第2期制作決定!!/9月28・29日には苗栗で野外ライブも!!

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 X(旧Twitter)で何度となく取り上げてきた、宇宙人小玉が出演する、日本×台湾のYouTubeオンラインリアリティ番組 『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』 ですが、Season1完結とともに、今週末、台湾・苗栗でキャンプ✕野外音楽フェスを開催。  しかも、 番組は、2025年にSeason2の制作・配信が決定。  Season2完結後には、 日本でのキャンプ×音楽フェスの開催も予定 しています。   今後も目が離せないコンテンツになりそうですね。 (祝!!) −−−  既報のとおり、番組のSeason1完結を受けて、2024年9月28日・29日の2日間にわたり、台湾(苗栗・通霄飛牛牧場キャンプ場)にてキャンプ×音楽フェス『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』が開催されます。番組主催イベントで、番組に出演した日本と台湾のアーティストが多数集います。  出演アーティストは、日本からCzecho No Republic、daisuke katayama、veno、Kantaro (かんたろう)、台湾から宇宙人(Cosmos People)、LÜCY、鶴 The Crane、福夢 FUMON、旺福 小民、YABEの著名アーティストが参加予定。  音楽はもちろん、キャンプやアウトドアの魅力も体験できるイベントで、番組に出演する達人キャンパー・長野修平によるワークショップでは番組内で作った料理を再現して味わえます。 ■イベント概要 https://walk-game.kktix.cc/events/2e43ba04 ■Youtube オンラインリアリティ番組『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』 https://www.youtube.com/@Lets_Camping2024 ■Instagram https://www.instagram.com/lets_camping2024/

【シンガポール】Dick Leeは、懐かしくない。

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「Dick Leeですか、懐かしいですね!!」 SNSでDick Leeのデビュー50周年記念を話題にしたところ、そんな反応があった。 御冗談を!! 彼は現役のミュージシャンとして第一線にいますよ。 懐かしんでいる暇なんてありませんよ!! (もちろん冗談めかして。) (新曲「This Old World」)  もちろん、その人は悪気があったわけではない。80年代90年代、日本から見たアジアのアイコンのひとりであったのは確かにDick Leeであったし、物心ついた当時の少年少女はポンキッキーズで彼の曲を知り、歌い、踊った。大阪で開催された「なみはや国体」ではDick Leeがテーマソングを歌い、大阪の国際都市ぶりをアピールした。多くのAsian popsファンは、張國榮の「追」を耳にしたが、これはDick Leeの作である。  ■■僕は、「歴史の中に音楽がある」のが好きだ。■■  Dick Leeはシンガポール史の中で、ポップスが国民の「民謡」になっていく過程を刻むというのを50年かけて見せてくれた。出世作「Fried Rice Paradise」以降、彼のスタンスはその試行錯誤にあふれていた。そして、シンガポールはシンガポールのアイデンティティを確立する。それは音楽にとどまらず、シングリッシュのような使用言語にも影響を与えた。  こんなダイナミックな動きを目の当たりに出来たんだ。  当然、感謝と感動しかない。  新曲「This Old World」で、彼は再度、彼がこだわり続けた単語を用いた。  「HOME」である。  「HOME」は、NPDテーマソングにも選ばれている、シンガポールを代表する曲であり、国民歌と言ってもいいだろう。今でもNDPでは、その年のテーマソングを差し置いて「HOME」は必ず歌われる。  新曲ではその「HOME」という単語にこだわりつつも、そこにはシンガポールという特定国歌という意味だけではなく、世界全体を表すような体裁を取っている。シンガポールで確立されたものを世界的なものに普遍化するという意図があるのだろう。50年という節目に、彼の意図するところは大きい。  もう一度繰り返そう。  「Dick Leeは懐かしくない。」  まだまだ彼の活躍はここから、まだまだ続く。 (Dick Leeとの座談会。日本語自動翻訳も付いているので、ぜひ視聴を。)

【映画】『顔(イェン)さんの仕事』、東京初日を観られなかったけど、ブログを書く。

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 …本来であれば、今関あきよし監督のドキュメンタリー映画『顔(イェン)さんの仕事』の東京初日上映と舞台挨拶を観て(2024年8月31日)ブログを書こうと思っていたのですが、台風10号の日本上陸により、東京方面への交通手段がなくなったことにより、 映画を観ずにブログを書く ことにしました。  東京の上映は1周間限定の予定であり、少しでも観客動員の足しになればという思いですので、ご興味のある方はぜひ 2024年9月6日(金)「 好評につき、2024年9月13日(金)まで」新宿Ksシネマでの上映 をお見逃しなく。  その後、全国各地で上映予定ですので、公式ホームページをご確認ください。 −−−  映画『顔さんの仕事』は、台湾の国宝級絵師、顔振発(イェン・ジェンファ)氏を追ったドキュメンタリー映画。  …というくだりは、 公式ホームページやパンフレット、なんなら中華民国文化部(文部科学省に相当)の文化人紹介ホームページに掲載されている。しかも文章もどこか似ている。おそらく、見解のブレがないように参考にしたのだろう。  というところで、割愛する。 ■■この「タイミング」だからこそ撮れるドキュメンタリーを撮った今関監督■■  舞台は台南。  台南の映画館「全美戯院」といえば、中華系エンタメに触れる者にとっては、手描き看板あるノスタルジックな映画館として予備知識程度はあるくらい知られている。その絵看板を一手に引き受けているのが顔氏である。  今年、台南は「台南400」を迎えている。  1624年、オランダ人により貿易拠点が設置されてから400年、様々な文化行事や観光キャンペーンが行われている。街として、大きな変化と節目を迎えていることになる。キャンペーンにはラッパーの大支が起用され、ミュージックビデオも公開されるなど、その規模は大々的だ。  しかし、この時期は決して台湾映画にとっては良い節目ではなかった。  C-popのような盛り上がりにはならなかった環境がある。  これは映画が撮り終えた「後日談」的なものではある。  しかし、この映画が撮られた「タイミング」としては非常に重要なものだ。  同じく台南。中影系の映画館「真善美戯院」が2024年8月に閉館し、台湾での映画文化・産業の衰退を図らずとも迎えてしまっていた。「真善美戯院」はデジタル上映施設も充実した新しい映画館であるにもか